社会保険労務士法人いつもここからは、「人権の尊重は全ての判断や行動において最優先させるべきこと」と考え、地域社会と調和を図り、いかなる関係者に対しても差別行為を行いません。また、身体的、精神的であるかを問わず、人の尊厳を傷つけるような言動や暴力を認めません。
本基本方針は、ハラスメントのない健全な職場環境の確保に向けて、従業員一人ひとりが理解を深め、すべての従業員の人権が尊重され、またその能力をいかんなく発揮できる職場環境を整えるために、ハラスメントの防止対策及びハラスメントが生じた場合の適切な対応にあたっての方針を示すものです。
なお、ビジネスパートナーにも同様に、本方針の理解と協力を求めていきます。
T 会社は、職場におけるハラスメント、個人の尊厳を傷つける行為は一切許しません。
U 会社は、ハラスメントのない職場環境の確保のため、以下の施策を継続的に実施します。
・「職場におけるハラスメント防止ガイド」を社内に周知徹底します。
・職場におけるハラスメントの相談窓口を設置し、広く相談・苦情に対応します。また、相談窓口の担当者が迅速かつ適切に対応できるよう、研修等の施策を講じます。
・相談及び苦情への対応に当たっては、関係者のプライバシー(性的指向・性自認や病歴、不妊治療等の機微な個人情報も含まれる)を保護するとともに、相談をしたこと、又は事実関係の確認に協力したこと等理由として不利益な取扱いは行いません。
・職場におけるハラスメントが生じた場合は、部門人事担当、相談窓口、人事部が協議の上、迅速かつ正確な事実調査を含め問題解決と再発防止にあたります。
・職場におけるハラスメント防止に関する、理解・啓発のための研修実施はもとより、社員各人の意見を反映した防止策並びに対応策の充実を図っていきます。
当法人は、お客様の要望に心身に対応し、より満足度の高いサービスの提供に向けて取り組んでいます。また、お客様からお寄せいただくご意見・ご要望は、当法人のサービスの改善・品質向上において、大変貴重な機会と考えております。
一方、一部のお客様の要求や言動の中には、従業員の人格を否定する暴言、脅迫、暴力など、従業員の尊厳を傷つけるものがある可能性がございます。こうした社会通念に照らして著しく不当である行為は、従業員の就業環境を悪化させるだけでなく、安全・安心なサービスの手協にも悪影響を及ぼしかねない重大な問題であります。
従業員の安全な就業環境を確保することで、従業員が安心して業務に取り組むことが可能となり、ひいては、お客様との関係をより良いものとすることにつながると考え、当法人における「カスタマー・ハラスメントに対する基本方針」を定めました。
当法人では、カスタマー・ハラスメントを「お客様から従業員に対して行われる著しい迷惑行為であって、従業員の就業環境を害するもの」と定義します。
具体的には、以下のような行為をさします。あくまで例示であり、これらに限られるものではありません。
・暴力行為
・暴言、侮辱、誹謗中傷
・威嚇、脅迫
・従業員の人格の否定、差別的な発言
・土下座の要求
・長時間の拘束
・社会通念上相当な範囲を超える対応の強要
・合理性を欠く不当・過剰な要求
・会社や従業員の信用を棄損させる内容や個人情報等をSNS等へ投稿する行為
・従業員へのセクシャルハラスメント、SOGI※ハラスメント、その他ハラスメント、つきまとい行為 など
※「SOGI(ソジ)」は、性的指向(sexual orientation)と性自認(gender identity)の頭文字をとった略称
・カスタマー・ハラスメントを受けた場合、従業員のケアを最優先します。
・従業員に対して、カスタマー・ハラスメントに関する知識・対処方法の研修を行います。
・カスタマー・ハラスメントに関する相談窓口の設置や警察・弁護士等の連携など体制を整備します
・問題解決に当たっては、合理的かつ理性的な話し合いを行いますが、当社でカスタマー・ハラスメントに該当すると判断した場合、対応を打ち切り、以降のサービスの提供をお断りする場合があります。
・さらに、悪質と判断した場合、警察や外部の専門家(弁護士等)と連携の上、毅然と対応します。




























